シロのこと(4)(+ シロと猫じゃらし)
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シロと一緒に眠っていた私がひどい喘息の発作を起こした晩から
しばらく後の出来事です。
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※下の方にショートエッセイ『シロと猫じゃらし』があります。
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(このお話を初めて読む方は、先にシロのこと(0)〜プロローグ〜を必ず最後までお読みください。)→★
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シロと猫じゃらし
子供の頃住んでいた賃貸の一戸建てには、三方向を高い塀にかこまれた庭がありました。
こじんまりした庭でしたが、小学校低学年のまだ小柄な子どもにとっては、四季折々の花が咲くその庭は十分広々とした遊び場で、
よく庭木や花や雑草をながめたり摘んだりして過ごしたものです。
昭和だった当時、家ネコはまだ放し飼いが一般的で、
普段はインドア派のシロちゃんも時おり庭に降りてきては、蝶々や鳥などを観察していました。
夏から秋にかけて庭の一角に生い茂るエノコログサ(通称ネコじゃらし)は、
シロちゃんの恰好のおもちゃでした。
普段そっけないシロちゃんがノリノリで遊んでくれるもので、
私も最高のじゃらしを求めて毎回はりきって草むらを探索したものです。
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『シロのこと(5)』につづく→★
ゆん米と申します。インスタで猫漫画を細々と描いてます。
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